非番の警官が出会い頭衝突を起こす バイクの男性死亡

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20日夕方、鳥取県鳥取市内の市道で、非番の警官が運転する軽乗用車とバイクが出会い頭に衝突した。バイクの男性は路上に投げ出されて頭部を強打。事故翌日に死亡している。警察ではこの警官を書類送検する方針だ。

鳥取県警・鳥取署によると、事故が起きたのは20日の午後5時40分ごろ。鳥取市秋里付近の市道で、同署・留置管理課に所属する22歳の巡査が運転する軽乗用車と、交差道路を進行してきた21歳男性運転のバイクが出会い頭に衝突した。男性は路上に投げ出された際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、事故翌日に外傷性のくも膜下出血が原因で死亡している。

現場は信号機のない交差点。巡査は事故当日が非番にあたり、買い物に行く途中で事故を起こした。優先通行権はバイク側にあり、巡査のクルマは一時停止を行ったが、再び発進したところ、バイクがクルマの右側面に衝突したという。巡査は事故後、自身で110番通報を行っている。

警察では「逃走の恐れがない」として巡査を逮捕せず、業務上過失致死容疑で書類送検する方針だ。この件について警察では「事故が起きたことは誠に遺憾ではあるが、通報も本人が行っており、警官として適切な行動を取ったと考えている」とコメントしている。

《石田真一》

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