【新聞ウォッチ】トヨタ、時価総額30兆円---億万長者の役員 幹部続々

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【新聞ウォッチ】トヨタ、時価総額30兆円---億万長者の役員 幹部続々
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2007年2月27日付

●損保ジャパン、自動車保険特約半減、来年2月主力商品も2酒類に(読売・2面)

●ホンダF1車「地球」に変身(朝日・10面)

●日産、インドに生産拠点09年から乗用車合弁開始(毎日・8面)

●ダイハツの小型車富士重が欧州投入、OEMで調達((毎日・8面)

●タイヤもエコ時代、メーカー各社、収益向上狙う(産経・9面)

●時価総額30兆円超え、トヨタ株、最高値8330円、自社株購入権、役員、含み益1億円(産経・10面)

●トヨタ、ミシシッピに新工場 週内にも日米同時発表(東京・3面)

●高速道路のガソリン価格、改定月一改め週一回 一般道と差小さく(日経・5面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の株価が26日の東京証券取引所市場で一時8330円と上場来最高値を更新し、瞬間風速ながら株式時価総額が30兆700億円と日本企業で初めて30兆円の大台を突破したという。きょうの日経などが報じている。

それによると、国内企業の時価総額は2位の三菱UFJフィナンシャル・グループが16兆円台、NTTドコモとみずほフィナンシャルグループが10兆円台で続いているが、「トヨタの規模は突出」(読売)している。ただ、世界に目を向ければ、米エクソン・モービルが約52兆円などトヨタの時価総額を上回っている。

こうした中で、産経は、過去に取得したストックオプションにより、多額の含み益が発生しており、「トヨタ株の上昇で、役員や幹部社員は大きな恩恵がもたらされている」と分析。例えば平成14年発行の購入価格は2958円。当時の役員らは最高2万株を取得。「1億円以上の含み益」(産経)となる。「カローラ」からいきなり「レクサス」に乗り換えたような気分だろう。

《福田俊之》

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