東洋ゴム、乗り心地を犠牲にしないランフラットタイヤを発売

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東洋ゴム工業は、サイド補強型ランフラットタイヤ『PROXES R33 TRF』を2月から国内市場で発売すると発表した。発売サイズは245/40ZR18の1サイズで価格はオープン価格。

従来のサイド補強型ランフラットタイヤは、空気圧がゼロになったときに大きな横力が加わるとホイールからタイヤが脱落しないようにするため、サイドのゴムを増強したり、タイヤ剛性そのものを高める必要があった。このため、乗り心地が悪化していた。

新製品のランフラットタイヤは、タイヤの脱落を起こしにくくした上で乗り心地をも良くする技術として「TOYO RUN FLAT」(TRF)を開発、これを採用した。

TRFは非対称構造で、アウト側にはホイールを包み込むようなプロテクターを配し、その中に金属のビードを施すダブルビード構造を採用した。コンピューターシミュレーションにより形状や構造の最適化を施した。これにより空気圧がゼロになった状態でもホイールからのタイヤの脱落を起こしにくくした。

《レスポンス編集部》

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