スバル新中期経営計画 10年度に営業利益800億円

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富士重工業(スバル)の森郁夫社長は28日、東京で会見し2007年度から10年度までの4カ年に渡る新中期経営計画を発表した。

02年度から取り組んできた現行の中期計画が、販売不振により大幅な修正を迫られたことを踏まえ、最終の10年度には連結営業利益800億円、営業利益率5%と着実な成長を目指す。

同年度の世界販売は、今年度見込み(57万5000台)より10万台強多い68万3000台とした。今年度を最終としていた当初の現行計画(76万台)を下回る控えめな目標とした。

森社長は現行計画について「性急な結果を求めすぎた」と反省、新計画では「お客様第1を基軸に企業風土を改革し、堅実な企業価値向上を目指していきたい」と強調した。

《池原照雄》

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