2人死亡のひき逃げ、クルマ解体処分も依頼の男を逮捕

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埼玉県警は2月25日、2月19日に埼玉県和光市内の国道254号で死亡ひき逃げ事件を起こした41歳の韓国籍の男を逮捕した。男は事故翌日にクルマの解体処分を依頼して逃走していたが、家族に促されて出頭してきた。

埼玉県警・朝霞署によると、問題の事故は2月19日深夜に発生した。和光市広沢付近の国道254号で、上り線側から道路を横断しようとしていた56歳の男性と59歳の女性が下り線を走行していた乗用車に次々とはねられた。2人はほぼ即死の状態。クルマは停車することなく、そのまま次の交差点を左折して逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

その結果、事故翌日の2月20日に人身事故を起こしたとみられるクルマの解体処分依頼がなされていたことが判明。クルマの使用者である韓国籍の男が容疑に絡んだものとみて、その行方を追っていた。

2月25日夕方になり、家族に付き添われるかたちで男が同署に出頭。「私が事故の当事者です。怖くなって逃げました」と容疑を大筋で認めたことから業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。男は飲酒運転の状態で事故を起こしたことを認めており、クルマの処分依頼後は実家のある愛知県に逃走していたという。

《石田真一》

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