ジュネーブ・モーターショー(Salon international de l'automobile Geneve)は、3月6日のプレスデーを皮切りに開幕した(一般公開は3月8-18日)。
プジョーとしては初のSUVとなる『4007』が公開された。これはシトロエンの新型SUV『Cクロッサー』の双子車で、三菱『アウトランダー』ベースに開発された。
エンジンは、フォードとプジョー・シトロエン・グループが共同開発した、粉塵フィルター(DPFS)付き2.2リットルHDiディーゼルを採用している。最大出力は156bhp、最大トルクは380Nm/2000rpm。
サイズは車長4637mm×車幅1806mm×車高1713mmとCクロッサーとほぼ同じだが、ダイナミックなフロント・デザインのために、『Cクロッサー』よりも、大きく、ワイドな印象を受ける。『4007』のネーミングは、4がアッパー・ミディアム、00は『1007』から採用されたナンバーで、過去のプジョー車とは異なるオリジナルデザインを意味する。また最後の7は現行モデル世代を示している。
また、特別仕様車として、アパレルメーカーHolland&Hollandとのコラボレーションにより、特別な外装やインテリアを取り入れた入れた『Holland&Holland 4007』コンセプトも展示されている。