【新聞ウォッチ】大日本印刷で個人情報大量流出、トヨタの顧客も

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年3月13日付

●日興上場を維持、「悪質性高くない」不正会計布施す、東証、シティTOBに影響(読売・1面)

●個人情報863万件流出、大日本印刷から 信販・生保など43社(読売・1面)

●ホンダ、賃上げ回答へ 2年連続、前年並み軸に攻防(読売・10面)

●1000億円でアストンマーチン売却へ 米フォード(読売・10面)

●電気自動車、東電に 三菱自動車が提供(読売・10面)

●日本興亜、自動車保険を「銀行窓販」12月から地銀60行などで(読売・11面)

●F1に新マシン、トヨタ投入発表、モータースポーツ計画(朝日・13面)

●トヨタ採用1割増、来年春3508人、期間工から登用拡大(毎日・3面)

●となりの達人、トヨタ自動車、戸松良さん 完ぺきなボディーを目指す(毎日・11面)

●直球緩球:デンソー・深谷紘一社長「ディーゼル向け」に注力(産経・9面)

●不正車検いすゞに罰金(東京・30面)

●トヨタ賃上げ1000円へ(日経・1面)

●エタノール混合ガソリン、経産省「安全性を確認」(日経・7面)

●ヤマハ発、配当性向15%以上に、今期は41円配(日経・17面)

ひとくちコメント

顧客の個人情報約15万人分を持ち出したなどとして逮捕された大日本印刷が業務委託した元派遣社員が、さらに信販大手や外資系生保など合わせて43社の顧客データ約863万人分を無断で持ち出していたことが分かった。

きょうの各紙が1面などで大きく報じているが、日興コーディアルグループの上場維持決定の仰天ニュースが飛び込まなければトップ扱いになっても不思議ではない。

個人情報の流出規模としては、ソフトバンクBBの452万分を上回る過去最大。しかも、大日本印刷の得意先43社の中にはアメリカンホーム保険(150万件)、KDDI(11万件)のほか、千葉トヨタ自動車やトヨタカローラ神奈川などでトヨタ車を購入した顧客27万件も含まれているという。

大日本印刷の情報管理の甘さと文字通り「ハケンの品格」が問われる前代未聞の流出事件である。

《福田俊之》

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