【新聞ウォッチ】奥田相談役が語る「トヨタの次期社長とは!?」

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2007年3月15日付

●NY株続落、1万2000ドル割れ(読売・1面)

●東京海上など10社処分、金融庁 損保第3分野不払いで(読売・2面)

●ガソリン129円半年ぶり上昇(読売・9面)

●07春闘、弾む電機・自動車は低調、「ゴーン神話」かげり反映、日産、満額を見送り(朝日・11面)

●京都議定書の達成困難、環境省削減目標引き上げ検討(産経・9面)

●ヘリ不正輸出 ヤマハ発 証拠隠滅? 家宅捜索前 商談メール一部消去(産経・31面)

●GM、赤字大幅縮小 06年売上高は過去最高(東京・8面)

●トヨタ次期社長像「神の足音聞ける人」奥田相談役が講演(東京・8面)

●料亭の味、東名、名神で 中日本高速の速弁(東京・8面)

●BMW ハイブリッド車、09年投入(日経・9面)

●部品大手ジヤトコ スズキが資本参加(日経・13面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車の次期社長にふさわしい人物像は「(神の足音が聞けて)柔軟に経営をやっていける人」だという。奥田碩相談役が都内のホテルで行われた在日米国商工会議所主催の講演後の質疑応答で述べた話を、きょうの東京が取り上げている。

それによると「21世紀は環境の変化が非常に速く、多方面に広がってどんどん動いていく」と述べ、それが「神の足音」で、それに柔軟に対応できる人物でなければやっていけないというのだ。「謎めいた言葉で示唆した」(東京)と報じているが、トヨタの中では“神様”のような存在といえば、創業一族の豊田家意外には考えられない。

桜開花予想が担当官の入力ミスで誤ったように、デジタル人間ではどんなに有能でも「神の足音」は聞けないだろう。

《福田俊之》

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