ホンダは、社会活動の一環として、首都圏大規模災害に備え、埼玉県へ備蓄品を寄贈した。19日に埼玉県庁で上田清司埼玉県知事、ホンダの吉見幹雄専務らが出席して贈呈式を行った。
同時にホンダの関連会社である本田航空が、埼玉県と被害状況調査に関する協定を新たに締結し、大規模災害に備えた社会活動に取組む。
ホンダは、これまで阪神・淡路大震災、中越地震などの大規模災害発生時に、義援金や発電機を始めとした物資支援を行っているが、大規模災害に備えた平時での備蓄品の寄贈は今回が初めて。
一方、埼玉県中央防災基地の近隣にある本田航空は、埼玉県と災害時における人員及び物資の輸送に関する協定を締結しているが、今回新たに被害状況調査に関する協定を締結した。これまでの人員、物資輸送支援に留まらず、本田航空が、災害発生時の被害状況についても、埼玉県と連携をとりながら早期に情報収集を行うもので、より迅速で効率の高い救援活動が期待される。