クライスラーにマグナが買収ディール

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クライスラーにマグナが買収ディール
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ダイムラーダイムラーからの離脱、GMによる買収などの噂が流れるクライスラーグループだが、カナダの自動車パーツメーカー(サプライヤー)であるマグナ社が同社に対して買収の打診を行った模様。

『オートモーティブ・ニュース』などの報道によると、その額は46億−47億ドル。これはクライスラーグループ全体の株式の20−25%に相当する。つまり全面的な買収と言うよりはクライスラーの筆頭株主となり、クライスラーグループの主導権を握ろうという動きだ。

マグナ社はクライスラー買収によりパーツメーカーから総合的自動車メーカーへの転身を図っていると言われており、クライスラーの経営問題が浮上した当初から買収に意欲を見せていた。

しかしこの金額は業界の常識に照らしても低いもので、もし他にクライスラー買収に名乗りを上げる企業が出て来なければ、マグナにとっては非常に安い買い物となる。

クライスラーに関してはマグナ以外にGMを含む3社(うち2社は米投資企業)が買収に興味を持っている、と言われているが、具体的な金額や買収への動きはこれまでのところ見られていない。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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