【バンコクモーターショー07】ワールドプレミアはないが…

自動車 ニューモデル モーターショー
【バンコクモーターショー07】ワールドプレミアはないが…
【バンコクモーターショー07】ワールドプレミアはないが… 全 4 枚 拡大写真

28日、バンコクモーターショーが開幕した。東南アジアで開催するモーターショーというと、いかにもお金のかかってなさそうなブースやセンスのかけらもなく車両を並べている様子を想像するかもしれない。何を隠そう、レポーター自身もそう考えていた。

ところが、そんなイメージでバンコクモーターショーに行くと、現実とのギャップに驚くことになる。

会場となっているBITECは近代的な見本市会場だし、会場の規模こそ東京モーターショーの半分以下とはいえ、各メーカーのブースの作りは東京やデトロイト、ジュネーブなど主力モーターショーと変わらないクオリティなのだ。

残念なのは、「ワールドプレミア」と呼ばれる世界初披露のモデルがほとんど用意されないこと(ピックアップトラックなど、地味なワールドプレミアが発表されたことはある)。これは、タイの自動車マーケットが熟成していないこと、そしてタイを地元とする自動車メーカーがない現状では仕方がないかもしれない。

しかし、タイの自動車マーケット、特にピックアップトラックと高級車のマーケットは小さくない。BMWやメルセデスベンツが大きなブースを確保したくさんの車両を展示している光景を見ると、両ブランドがいかにタイのマーケットを重視しているかを推測することもできる。

《工藤貴宏》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  2. トヨタ、愛知県豊田市に新車両工場を建設へ…2030年代初頭稼働めざす
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 懐かしのクルマが昭和の街並みをパレード…喜多方レトロ横丁 昭和レトロモーターShow 2025
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る