富士通テン、スペイン合弁会社を子会社化

自動車 ビジネス 企業動向

富士通テンは4月1日付で、富士通との合弁会社である富士通マニュファクチャリングエスパーニャ(FMESA)の発行済株式のうち、10%を富士通から取得し、FMESA社を子会社化したと発表した。

FMESA社に対する両社の出資比率は富士通テン55%、富士通45%となる。また、同日付で、FMESA社の社名を「富士通テンエスパーニャ」に変更した。

FMESA社は従来から、欧州市場向けにATMなどの金融端末や自動車用電子機器、カーオーディオなどを生産している。最近は、自動車関連ビジネスが拡大し、今後この比率がさらに高まると予想されることから、富士通テンが同社の経営権を取得することにした。

富士通テンは、1996年にカーオーディオの生産をFMESA社に委託して以来、同社を欧州における重要な生産拠点と位置付け、同地域への供給体制を整備してきた。その後、拡大する欧州自動車ビジネスへの対応を強化するため、2004年2月に25%、2005年3月に追加で20%の株式を富士通から取得し、経営にも参画した。

富士通テンエスパーニャは引き続き、富士通テンと富士通の合弁会社として、欧州地域のニーズに対応するとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
  3. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  4. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る