自転車の歩道走行が死亡事故に発展 2人を逮捕

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11日夜、東京都東村山市内の都道で、歩道上を進行していた自転車同士が接触。一方がバランスを崩して車道側に転倒し、前方から進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。警察では自転車に乗っていた少年と、クルマの運転者を逮捕している。

警視庁・東村山署によると、事故が起きたのは11日の午後9時25分ごろ。東村山市久米川町付近の都道で、歩道を自転車で進行していた53歳の男性と、別の自転車で同方向に進行していた15歳の少年が接触した。男性はバランスを崩して車道に転倒。直後に走ってきた52歳の男が運転する乗用車にはねられた。男性は近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で間もなく死亡している。

双方の自転車は歩道上を走行しており、死亡した男性を左側から追い抜こうとしていた。ある程度の速度を保ったまま接触した可能性が高く、警察ではこの少年を重過失傷害容疑で、クルマを運転していた男を業務上過失傷害の容疑で逮捕。逃走の可能性は少ないとして翌朝に釈放されたが、今後は容疑を同致死に切り換えて調べを進める方針だ。

自転車同士の接触が、クルマを含む人身事故に発展するケースは珍しく、警察では慎重に捜査を続けていく方針だ。

《石田真一》

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