ルノーサムスンが同社初のSUVを発表するなど、韓国内のSUV熱はヒートアップする一方だが、サンヨン(サンヤン)も老舗SUVメーカーとしての意地を見せた。ソウルモーターショーの会場で新型『カイロン』を発表したのだ。
カイロンはメルセデスベンツ製のパワートレイン(エンジン+トランスミッション)を搭載したSUV。エンジンラインナップは2.0リットル直4ディーゼル(141ps)、2.7リットル直5ディーゼル(165ps)、3.2リットル直6ガソリン(220ps)の3種となっている。
先代モデルは韓国だけではなく、欧州向けにも輸出されており、イギリスなどでは高い人気を得たという。
同社製SUVとしては『レクストン』に続く“街乗り重視SUV”で、2.0リットルモデルには2WDモデルも用意。スタイルはレクストンよりも乗用車ライクといった印象。サイズも若干ながら小さく、取り回しのしやすさも特長のひとつとなっている。