大矢アキオ『喰いすぎ注意』…クルマ好きご用達ラーメン

自動車 社会 社会
大矢アキオ『喰いすぎ注意』…クルマ好きご用達ラーメン
大矢アキオ『喰いすぎ注意』…クルマ好きご用達ラーメン 全 10 枚 拡大写真
1
カオリという名のダイハツ車

ここのところイタリアでダイハツが奮闘している。メーカーによれば、2005年の販売台数は6404台であったものが、昨年は一気に1万台ベースに達したという。新型『テリオス』が、手頃な4WD車として人気を博したためだ。

その勢いにのったかは知らないが、ラインナップを眺めると面白いことをやっていることに気づく。『シリオン』(日本名『ブーン』)と『マテリア』(同『クー』)のバリエーションに、日本女性名をつけているのである。

シリオンの場合、ベースモデルが「アキ」、その上が「ミオ」、AT仕様が「カオリ」という。また、マテリアにも下から「ショウ」、「ヒロ」、「タカ」というグレード名がついている。いっときの特別仕様ではなく、ちゃんとしたものである。

「車名・グレード名に数字やアルファベットの羅列が多い=高級」という不可解な法則ができつつある自動車業界において、なんとも痛快な一撃である。

考えてみれば、今日その“数字・ABC羅列系”の最右翼である「メルセデス」だって、もともとは女性の名前だ。ミオやカオリもいっそのこと車名に格上げすれば、日本車として快挙であろう。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《大矢アキオ Akio Lorenzo OYA》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  2. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  3. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  4. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  5. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る