FCC、鈴鹿工場を移転・新設

自動車 ビジネス 企業動向

FCCは、三重県鈴鹿市にある鈴鹿工場を移転・新築し、生産能力を増強すると発表した。新工場の建設用地として、鈴鹿市御園町字桜台に約5万平方メートルの敷地を取得した。

同社グループは、国内外の自動車メーカーの増産に対応するため、生産設備の再編を進めている。特にクラッチの重要構成部品であるライニング(摩擦材)の製造ラインでは、昨年に静岡県磐田市の竜洋工場でペーパーライニング製造工程を増設するなど、生産能力を拡充してきた。しかし、依然として需要が供給を上回っており、近くペーパーライニングの生産能力が不足するとのは確実となった。

このため、新たに工場用地を取得、ペーパーライニング工程を新設するとともに、併せて工場の用地不足を解消するため、鈴鹿工場を移転する。

新工場では、二輪用・四輪用ペーパーライニング、二輪用多板クラッチを生産する。従業員数は380人の予定で、現在の鈴鹿工場よりも160人増える。総投資額は52億円。

《レスポンス編集部》

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