【新聞ウォッチ】ヤマハ発動機、今度は電動自転車リコール

モータースポーツ/エンタメ 出版物

朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2007年5月16日付

●電動自転車リコール、ヤマハ発など01−03年製、誤作動で22万台、転倒事故7件(読売・1面)

●ホンダ次世代ディーゼル車 ミニバン、SUV中心に、09年投入(読売・11面)

●中古車販売「ソリッド」社長らインサイダー、近く告発、貸し倒れ計上前、株売却(読売・35面)

●東証1部 3月期、5年連続増収増益、円安・地価回復追い風(朝日・1面)

●社説:クライスラー、ファンドで再生できるか(朝日・3面)

●最先端技術、日産が拠点(朝日・10面)

●「他社との提携今は考えない」ゴーン日産社長(毎日・10面)

●クライスラー買収のサーベラス 資金力で名門も傘下に、創業者は元落下傘部隊兵(東京・9面)

●巨大合併引き算に終始、クライスラー売却の波紋(日経・9面)

●クラッチ部品鈴鹿に新工場、ホンダ系メーカー(日経・11面)

ひとくちコメント

ヤマハ発動機が製造した電動ハイブリッド自転車のモーター制御部品に不具合があるとして、同社は22万1358台のリコール(回収・無償修理)を経済産業省に届け出た。対象はヤマハ発製の8機種のほか、同社が部品を供給したブリヂストン製と宮田工業製の計10機種。

ペダルを踏むのをやめてもモーターが数秒間回り続けるなどの誤作動を起こした結果、7件の転倒事故が発生していたという。きょうの各紙が社会面などで報じているが、読売は1面トップ記事という異例の大きさで掲載している。

ヤマハ発動機は、無線ヘリの不正輸出問題がやっと一段落したばかりだが、再び社会面を騒がす新たな課題が。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る