ケンウッドは、塩畑一男取締役が社長に昇格するトップ人事を内定した。河原春郎社長は代表権を持つ会長に就任する。6月28日開催の定時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。
同社では、経営再建が完了し、新たな成長に転じる時期に、会社の経営を次世代の経営者に託し、新たに会長職を設けて中長期的な将来への企業価値拡大に向けて戦略的なイニシアチブを強化し、企業の成長の加速させるとしている。
塩畑氏は、早稲田大法卒後、あさふ銀行(現りそな銀行)に入社、2002年にケンウッドの常務執行役員常務、2003年に取締役兼CFO(最高財務責任者)などを経て、現在はCEO(最高経営責任者)補佐。