ヤマハ発動機の株主移動、トヨタは現状維持に

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハが持ち株を三井物産などに売却することになったヤマハ発動機は、資本提携先であるトヨタ自動車との資本関係は現状維持となる。

21日東京で会見したヤマハ発動機の梶川隆社長は、ヤマハが放出する同社株の受け皿として「複数の会社を検討した」と述べた。

乗用車用エンジンをヤマハ発動機が受託生産する関係にあるトヨタも、当然その検討対象となったと見られるが、トヨタは増資には応じなかった模様。トヨタは業務提携の内容から、現状の資本提携で充分と判断したようだ。

梶川社長は「トヨタさんが(検討した企業に)含まれたかどうかはご容赦願いたい」と述べるにとどまった。

トヨタは2000年にヤマハ発動機に5%出資、その後、ヤマハ側の転換社債発行などにより、現在の出資比率は4.37%に低下している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る