1年がかりで情報収集、ひき逃げの男を逮捕

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京都府警は23日、昨年6月に京都府京都市南区内でパトカーと自転車に接触する事故を起こし、そのまま逃走したとして、23歳の男を業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。直後に存在が浮上していたが、これまで容疑を否認していた。

京都府警・南署によると、問題の事故は2006年6月24日の午前0時10分ごろ発生した。京都市南区九条町付近の国道1号で、信号無視を行ったバイクを追跡していた京都府警・自動車自動車警ら隊のパトカーに対して乗用車が接触した。

パトカーは接触によって小破。クルマはそのまま逃走し、約1km離れた京都市南区唐橋羅城門付近の国道171号で、今度は横断歩道を渡っていた27歳男性の自転車とも衝突した。自転車は転倒し、男性は足などを打撲する軽傷を負ったが、クルマは走り去った。

警察では軽傷ひき逃げ・器物損壊事件として捜査を開始。目撃されたクルマのナンバーから23歳の男を容疑者と特定。任意で事情を聞いていたが、男は「運転していたのは自分ではない」として容疑を全面的に否認していた。

しかし、他の人物が運転していた可能性は低く、警察では目撃情報を丹念に収集。最終的に「男が運転していたことで間違いない」として逮捕した。男は「パトカーに衝突したことで慌てた、自転車に衝突したことは覚えていない」と容疑を大筋で認めている。

《石田真一》

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