【新聞ウォッチ】経産省策定、2030年までのクルマ社会を展望

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2007年5月29日付

●松岡農相、国民へ「迷惑かけた」 宿舎に遺書など8通(読売・1面)

●2030年までに電気自動車普及 経産省戦略、バイオ燃料値下げも目標(読売・2面)

●女児骨折、門扉リコール(読売・35面)

●トヨタ、中国での生産力首位に(朝日・13面)

●自動車業界、部品メーカー高まる存在感、環境規制対応,欠かせぬ「先端技術」(産経・9面)

●インディ500 フランキッティ初V(産経・22面)

●三洋電機3年連続赤字、08年は200億円黒字見込む(東京・1面)

●クライスラーにエール 小枝至・日産自動車共同会長(東京・8面)

●ルノー低価格車「ロガン」 日産、メキシコで販売(日経・13面)

●日立、全事業の4割赤字、古川社長会見(日経・13面)

ひとくちコメント

経済産業省が自動車関連の2030年までの展望や目標を示した「次世代自動車・燃料イニシアチブ」を発表した。きょうの各紙が経済面などで取り上げている。

イニシアチブでは、(1)国産バイオ燃料の価格を15年までに現在の約4分の1の1リットル=40円まで下げる。(2)CO2排出削減につながる道路の混雑防止策を強化し、30年までに都市部の平均走行速度(現在は18km/h)を2倍に引き上げる。(3)電気自動車、水素燃料電池自動車などを本格普及させるため、価格を30年までにガソリン車並み(300万円)に下げる、などを目標に掲げている。

かなり具体的な数値目標を打ち出している点は評価できるが、長期ビジョン特有の「絵に描いた餅」にならなければいいが……。

《福田俊之》

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