『マツダ水素ロータリー』次期モデルはバン

エコカー 燃費
『マツダ水素ロータリー』次期モデルはバン
『マツダ水素ロータリー』次期モデルはバン 全 4 枚 拡大写真

日本科学未来館で4月22日に実施された講演、「水素エンジン車の未来」。マツダの「RENESIS」水素ロータリーエンジンの開発を手がけてきた柏木章宏主査による解説の中から、課題と今後の展開をピックアップする。

ガソリンに比べて馬力やトルクがないのが燃料としての水素の短所。実際に『RX-8ハイドロジェンRE』のRENESIS水素ロータリーエンジンは、水素使用時が110馬力、ガソリン使用時が210馬力と100馬力も違う。また、タンクに水素を350気圧の満タンにしての航続が100kmと、短い点も難点。今後は、いかに馬力やトルクを上げるか、航続距離を延ばせるかをポイントに開発していくという。

また、水素ロータリーエンジン搭載車の最新モデルであるRX-8ハイドロジェンREの欠点として、トランクスペースに水素タンクを配置したため、荷物を運びにくいというものがある。現状、公共機関などがリースで使用しているので、次のモデルとしては、バンタイプのクルマで開発するとしている。スペースを大きく取れるので、大型水素タンクに加え、ハイブリッドシステムも搭載し、航続距離を延ばすとしている。

《デイビー日高》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る