警報音に気づかず 踏切で列車と衝突

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5月30日午前、愛知県吉良町内の名古屋鉄道(名鉄)西尾線の踏切で、74歳の女性が運転する軽ワゴン車が立ち往生し、通過する下り普通列車と衝突した。クルマは大破したが、女性は直前に車外へ脱出したためにケガは無かった。

愛知県警・西尾署によると、事故が起きたのは5月30日の午前10時25分ごろ。吉良町荻原付近にある名鉄西尾線の踏切で、74歳の女性が警報機の鳴動に気づかずに進行。直後に遮断機も作動し、女性のクルマは踏切内に閉じ込められ、立ち往生した。

女性は踏切の非常ボタンを使用したが、列車は接近しすぎていたために急ブレーキが間に合わず、そのまま衝突。クルマは大破したが、運転していた女性は車外に出ていたためにケガはなく、列車の乗客乗員約30人にもケガはなかった。

警察では過失往来危険の容疑で女性から話を聞いているが、調べに対して女性は「警報機の音にはまったく気づかなかった」と話しているという。警察では加齢によって、耳が聞こえ難くなっていた可能性もあるとして、さらに調べを続けている。

《石田真一》

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