ブリヂストンは、米国子会社のブリヂストン・アメリカ・ホールディングスが、米国タイヤリトレッド事業大手のバンダグ・インコーポレーテッドの買収手続きを完了したと発表した。
ブリヂストンが昨年12月にバンダグ社と買収の契約を締結していたが、今回バンダグ社の株主総会や関係当局による許認可などの手続きが全て完了し、ブリヂストン・アメリカの完全子会社となった。買収価格は10億5000万ドル。
バンダグ社は、ブリヂストン傘下となったことから、社名をブリヂストン・バンダグ・LLCに変更、CEO(最高経営責任者)にバンダグ社の法務担当のソール・ソロモン副社長が就任する。
ブリヂストンでは、今回バンダグ社の買収完了で、グループとして新品タイヤからリトレッドタイヤまで、総合的かつ技術的優位性のある高品質な製品とサービスを提供するとしている。