5月31日未明、山口県防府市内の国道2号で、大型トラック同士が正面衝突する事故が起きた。一方のトラックが対向車線側に逸脱しており、警察では居眠り運転が原因とみて調べを進めている。
山口県警・防府署によると、事故が起きたのは5月31日の午前1時45分ごろ。防府市牟礼付近の国道2号で29歳の男性が運転する大型トラックが対向車線側に逸脱。50歳の男性が運転する別の大型トラックと正面衝突した。
双方のトラックは運転席部分が大破。運転者は近くの病院に収容されたが、29歳の男性は胸部を強打したことが原因で間もなく死亡。50歳の男性も変形した車体に挟まれ、足の骨を折る重傷を負っている。
現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。警察では29歳の運転者が居眠りをしていた可能性が高いとみて、勤務状況について運送会社の関係者から事情を聞く方針だ。