バイオエタノールを燃料とするアストンマーチン『DBRS9』が、3日、ブリティッシュGTチャンピオンシップで優勝した。イギリスの主要なカーレースで、バイオエタノールを燃料とする自動車が優勝するのは初めてのことという。
アストンマーチンDBRS9は、『DB9』をベースにしている。DB9と同じく6.0リットルV12エンジンを搭載しているが、バイオエタノールに対応するよう燃料供給システムとECUが改良されている。
ドライバーのドレイソン卿(Lord Drayson)は、「これは1回限りの勝利ではなく、1シーズン戦った結果だ。バイオエタノールで自動車を走らせるても、性能面で劣ることは無い。このメッセージが、すべてのモータリストに届くことを期待する」と語っている。