パトカーから逃れようとして衝突事故、飲酒運転の男を逮捕

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3日早朝、福岡県春日市内の県道で、パトカーに追跡されていた乗用車が信号を無視して交差点に進入。クルマ2台と出会い頭に衝突する事故が起きた。運転していた男はクルマを捨てて徒歩で逃走したが、警察では後に逮捕している。

福岡県警・筑紫野署によると、事故が起きたのは3日の午前5時ごろ。これより以前の午前4時55分ごろ、春日市内の県道をパトロールしていた同署パトカーがフラフラとした挙動で走行する不審な乗用車を発見。飲酒運転の疑いがあるとして停止を命じたが、クルマはそのまま逃走した。

パトカーはこれを追跡したが、クルマは春日市大和町5丁目付近の県道交差点に赤信号を無視して進入。交差道路を走行していた軽乗用車とタクシーに相次いで衝突した。3台はいずれも小破。軽乗用車に乗っていた4人と、タクシーを運転していた男性が打撲などの軽傷を負ったが、逃走車を運転していた男はその場にクルマを捨て、徒歩で逃走した。

警察では周辺の一斉捜索を行ったが、現場近くで所在無さげに歩いている21歳の男を発見。職務質問を行った結果、逃走を認めたことから業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕した。男の呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出しており、飲酒運転容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

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