【新聞ウォッチ】トヨタ、役員報酬大幅アップ…でも日産の半分以下

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【新聞ウォッチ】トヨタ、役員報酬大幅アップ…でも日産の半分以下
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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2007年6月8日付

●ポスト京都策定米も参加G8合意、国連軸に09年期限 温室ガス2050年半減を検討(読売・1面)

●トヨタ、役員報酬1.4倍に、でも日産には及ばず(朝日・13面)

●350万トンCO2排出を抑制、トヨタのハイブリッド車、量産から10年、試算(朝日・15面)

●ホンダのハイブリッド車、北米アコード生産終了へ(朝日・15面)

●日産のカーナビ iPodと無線接続(朝日・15面)

●東電、トラック電源供給新システム、エンジン止めても車内快適(産経・8面)

●日産 6車種リコール(東京・26面)

●伊藤忠、エタノール、ブラジルで生産(日経・9面)

ひとくちコメント

トヨタ自動車が2006年度中に支払った役員報酬と賞与金の総額が明らかになった。きょうの朝日と日経が報じている。

それによると、取締役26人と監査役7人に支払った役員報酬は15億200万円となり、前年度の1.4倍に急増。役員賞与も9億7000万円と1.3倍になり、ストックオプションの2億9500万円などをあわせた総額は33億5200万円という。昨年秋に任期半ばでNHKに転出した金田新専務を含めて単純平均すると、1人当たりの報酬は4551万円、賞与は2939万円となる。

「昨年廃止した取締役退職慰労金相当分を月額報酬に組み込んだことも、報酬増につながった」(日経)としている。一方、日産自動車が06年度にカルロス・ゴーン社長以下取締役9人に支払った役員報酬(監査役除く)は25億円。1人当たりの平均報酬は2億7800万円という。

ゴーン社長への分配金が桁外れの額だけに単純に比較はできないが、役員報酬に限ってみれば依然としてトヨタは日産の足元にも及ばない。「カネ」なら日産、「名誉」ならトヨタ、果たしてどちらの役員が幸せなのだろうか。

《福田俊之》

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