フォーミュラ・ニッポン07シーズンの第4戦は、6月9日から10日にかけて、岡山県岡山国際サーキットにて開催された。INGING MOTORSPORTのロニー・クインタレッリ(33号車)が優勝。
ポイントランキングは、mobilecast TEAM IMPULの松田次生(2号車)が開幕から4戦連続表彰台となる3位をゲットし、28点でトップ。前年王者ブノワ・トレルイエ(mobilecast TEAM IMPUL)は、5点差の2位でそれを迫っている。
岡山国際サーキットは、以前はTIサーキット英田と呼ばれ、F1が開催されたこともあるコース。フォーミュラ・ニッポンは初開催となる。予選は、第3戦で優勝したPIAA NAKAJIMAの小暮卓史(32号車)。今回も速さを見せつけた。決勝は直前に雨が降り、レース開始までには乾いたものの、いつまた降り出すかわからないという状況でのスタートとなった。
ダッシュを決めたのは、2番手からのクインタレッリ。それに小暮、トレルイエ、松田が続く。が、速くも1周目のヘアピンで多重クラッシュ。セーフティーカーが導入される荒れた展開となった。
再スタート後は、ピットインで小暮がトップ争いから離脱、クインタレッリ、トレルイエ、松田が4位以下を突き放していく。結局、抜きにくいレイアウトも手伝って、クインタレッリがトップを死守、参戦3年目で初優勝となった。ポイントランキングでも4位に浮上している。
次回第5戦は、7月7日、8日に今年2回目となる三重県鈴鹿サーキットで開催。