ボンバルディアが次世代型地域ジェットを導入

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ボンバルディアが次世代型地域ジェットを導入
ボンバルディアが次世代型地域ジェットを導入 全 1 枚 拡大写真

ボンバルディア・エアロスペースは、同社の地域ジェット機の次世代型モデルを発表した。新型機シリーズの名称は「CRJ NextGen」(ネクストジェン)で、特長はコスト改善、新しい客室デザイン、そして複合素材の使用。

新世代に移行したのは『CRJ700』、『CRJ900』、『CRJ1000』。それぞれ機種名末尾に「NextGen」が付加される。

CRJ NextGenは、現在運航しているCRJシリーズよりも経済性が高く、最高4%までの燃料削減、およびメンテナンスコストの削減が実現できるという。メンテナンスを行なう間隔も長くなり、機体のダウンタイム(補充・調整時間)を短縮できる。結果、期待寿命を通じての維持コストも低減できる。

ボンバルディア・リージョナル・エアクラフトの社長スティーブン・リドルフィによると、CRJ NextGenは、競合機よりも1フライトにつき最高で15%までコストが低くなるという。

CRJ NextGenは内装デザインも改善された。窓が拡張され、従来と比べ外の視界が24%拡大された。頭上の荷物収納スペースも拡大され、総体的な収納力は27%アップした。また客室内照明にはLEDが追加されている。

次世代型地域ジェットの導入第一号は、ノースウェスト航空のCRJ 900 NextGen型機で、同機は2007年の第2四半期に運航を開始する予定だ。

《高木啓》

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