盗難車を輸出するための書類を偽造 男を逮捕

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群馬県警は11日、盗難車を正規ルートで入手した中古車と偽って輸出することを目的として、必要な書類を偽造していたとして、群馬県伊勢崎市内に在住する51歳の男を有印私文書偽造・同行使などの容疑で逮捕した。

群馬県警・捜査3課によると、逮捕された男は2006年1月12日、盗難車を正規ルートで入手した中古車と見せかけたうえ、クルマを輸出する際に必要となる証明書(譲渡証明、輸出予定届出証明書)を偽造し、関東運輸局群馬運輸支局に提出した疑いがもたれている。

男はすでに輸出されているクルマの車台番号を入手。同型式の盗難車を輸出する際にこの車台番号を書類に記載していたとみられる。道路運送車両法の改正によって、2005年以降は輸出記録が行われているが、それ以前には輸出記録が残されておらず、男はこれを悪用したようだ。

今回の事件は群馬県警と税関当局の共同で捜査が行われており、すでに窃盗容疑で47人が逮捕されている。これまでは窃盗に関わった者を逮捕してきたが、その供述内容から書類の偽造役が存在していたことを突き止め、今回の逮捕につなげた。

《石田真一》

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