栃木県の工業団地に企業が殺到…自動車部品生産システム展

自動車 ビジネス 企業動向
栃木県の工業団地に企業が殺到…自動車部品生産システム展
栃木県の工業団地に企業が殺到…自動車部品生産システム展 全 1 枚 拡大写真

「景気がよくなっているせいか、募集をするとすぐにいっぱいになりますよ」---。東京・有明の東京ビッグサイトで開催されている「自動車部品生産システム展」(13−16日)で、こう語るのは栃木県の職員だ。

栃木県には多くの自動車関連企業が工場や研究所を置いており、製品別出荷額ランキングでも、自動車と自動車部品が1、2位を占めている。そのため、今回の展示会でも栃木県はブースを構え、自動車関連企業の誘致活動に力を入れている。そして、その県職員によると、ここ数年で大きく状況が変わっているという。

「3年ぐらいまでは、工業団地を造って企業を募集しても、ほとんど集まらなかったが、昨年辺りから状況は一変しています。特に最近は物流関係の企業からの問い合わせが増えています」と栃木県職員は話し、地図を見せながらさらに説明をする。「栃木県南部はすでにいっぱいのところが多く、最近は矢板など北部の方でも人気が高くなっています」

このため、栃木県では急遽、競馬場移転先候補地を工業団地に変更したほどで、土地確保に懸命になっている。4年後には北関東自動車道が全線開通し、これからさらに栃木県が注目されることになりそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. 多胡運輸が破産、首都高のローリー火災事故で損害賠償32億円
  4. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  5. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  6. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  7. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  8. ホンダ『ヴェゼル』マイナーチェンジで3グレードに集約、納期改善へ…「HuNT」「PLaY」新設定で個性強調
  9. ノンジャンル220台のマニアック車が集合…第15回自美研ミーティング
  10. メルセデスベンツ『Gクラス』にEV誕生、4モーターで587馬力…北京モーターショー2024
ランキングをもっと見る