中国車、メキシコ経由で北米進出?

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中国のゾンジン自動車の、アメリカでのパートナー、CHAMCOが、メキシコとアメリカ国境の街ティファナに組み立て工場を建設する意向を発表した。

中国のゾンジン自動車は、アメリカ国内販売のベンチャー、ZXオートモービルのCEOにサリーンの創始者、スティーブ・サリーン氏が就任したことで話題を呼んだ。

CHAMCOは今年中に5万台のSUVを中国からメキシコに輸出。北米自由貿易協定により、メキシコからアメリカへの関税がタダになるため、この5万台の一部はZXを通じてアメリカ国内での販売が予定されている。CHAMCOによると、2万台程度はメキシコ国内での販売を目指しているという。

さらに、ティファナに建設予定の工場は、2年以内の稼働を目指す。この工場で作られる車は平均的なアメリカ国内で販売されている同等のモデルに比べ2割程度安くなる予定で、SUVの販売予定価格は1万2000ドル。

メキシコ政府はCHAMCOのティファナへの投資が3億ドルに登り、3000人の雇用を生み出すことから、このプランに賛同している。

初のアメリカでのOEM生産を目指すCHAMCO社だが、1万2000ドルのSUVは北米市場で受け入れられるのだろうか?

《Sachiko Hijikata, US editor》

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