アメリカGPで1-2フィニッシュを決めたマクラーレン勢(17日)。一時はサイド・バイ・サイドの接戦を繰り広げた両ドライバーのスポーツマンシップを誇りに思うとロン・デニス代表が語った。
「ルイスとフェルナンドは最初から最後まで正々堂々と戦った。第2スティントではフェルナンドがハードにプッシュして、ルイスを捕らえた。そのときにはピットウォールに緊張が走ったけれど、それはポジティブなものだった。二人が真剣勝負することは喜ばしいが、それがわれらの1-2フィニッシュを損ねないように気をつけなければならない」
「最後の15周はフランスGPに向けてエンジンをセーブするためにレブを落としたが、それでも両者は戦いつづけていた。コース上でのスポーツマンシップに則る行い、そして表彰台での振る舞いを見て、二人の偉大なドライバーを誇りに思うよ。今後も開発プログラムを推し進め、フランスGPでもっと上のパフォーマンスを見せたい」とデニスは語った。