日産株主総会…ゴーン社長の責任論も

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日産株主総会…ゴーン社長の責任論も
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日産自動車は20日、横浜市で定時株主総会を開いた。前期決算がカルロス・ゴーン社長が就任して初の減益となったことからも、昨年を約400人上回る2135人と、過去最多の株主が出席、ゴーン社長の責任を問う質問も出た。

総会では予め登録していた人のうち、8人が質問した。この中で議長を務めたゴーン社長に対し「コミットメントが未達となったのになぜ辞めないのか」、「役員報酬はトヨタ自動車より多い。減益となったのだから削減すべき」といった厳しい問いかけもあった。

進退について、ゴーン社長は「会社のため、ステークホルダーのために居る。貢献できなくなったら辞めるべき」と述べるにとどまった。

また、報酬については「米国や欧州などでスタンダードは違う。日本(の一般的なレベル)より高いと言うのはフェアでない。グローバルで考えれば過剰とは言えない」と反論した。

総会は、剰余金処分案など5つの議題を承認、昨年と同じ約2時間半で終了した。

《池原照雄》

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