助手席からのカーナビ操作を識別 日立製作所

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
助手席からのカーナビ操作を識別 日立製作所
助手席からのカーナビ操作を識別 日立製作所 全 1 枚 拡大写真

日立製作所は、運転手と助手席に座る人とを識別し、操作する人によって、カーナビゲーションシステムの操作機能を変更することができる技術を開発したと発表した。

従来、カーナビの操作は運転手が行うことを前提としてシステムが構築してきたため、車両走行中は、安全上の問題から操作できる機能が限定されていた。

日立が開発した新技術は、カーナビのディスプレイの両端に取り付けたセンサを使って、操作者が左右どちらに座っている人かを検知することによって、タッチパネルの内容を変更するもの。この技術を活用することで、走行中はカーナビの操作が制限される運転手に代わり、助手席に座る人が自由に操作を行うことができるなど、柔軟な操作機能を実現できる。

同社では今後、車の情報化、ネットワーク化が進み、車内においてカーナビが人へ情報を伝達する中心的な役割を果たすようになる中で、この技術は、運転手がより安全に車を運転し、助手席に座る人がより快適にカーナビを利用することを可能にするものとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  2. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る