日産株主総会…ゴーン社長「99年に比べればたいしたことはない」

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日産株主総会…ゴーン社長「99年に比べればたいしたことはない」
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日産自動車は20日、パシフィコ横浜で第108回定時株主総会を行い、カルロス・ゴーン社長は株主から2006年度コミットメントが未達だったことを問われ、「真摯に受け止めている」と回答しながらもこう切り返した。

「こんなに短期間で成功した会社はない。現在直面している問題は、1999年の時に比べればたいしたことはない」と力説し、一連の否定的な報道に関して、そのまま鵜呑みにするのは危険であると釘を刺した。

株主総会後の記者会見でも、似たような質問が飛び、ゴーン社長は「事実が何であるのかを認識することが重要」と語り、マイナス基調の記事が増えていることについて「これまでの反動なのかもしれない」と付け加えた。

ゴーン社長は99年以降、日産について書かれた記事をずっと集めてきており、その分量は5箱分にのぼる。「最近、99年の記事を読み返したが、いまのほうがいい」とあらためて強調した。

《山田清志》

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