ペダルを踏み間違え、崖を滑り落ち線路上で横転

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18日夕方、和歌山県田辺市内のマンション駐車場で44歳の女性が運転する乗用車が暴走。そのまま約15m下を通るJR紀勢本線の線路上に転落する事故が起きた。女性は軽傷で済んだが、落ちたクルマの撤去に時間を要し、同線の列車運行は約2時間に渡ってストップした。

和歌山県警・田辺署によると、事故が起きたのは18日の午後5時10分ごろ。田辺市あけぼの付近にあるマンション駐車場で、44歳の女性が運転する乗用車が暴走。北側の崖を滑走するように約15m下を通るJR紀勢本線の線路まで転落。着地の際にバランスを崩して横転した。女性は顔面などを打撲する軽傷を負ったが、シートベルトを着用していたこともあり、命に別状は無かった。

クルマは線路上で横転したまま立ち往生。事故が起きた直後には特急列車が通過する予定だったが、この日は列車の運行に遅れが生じていたこともあり、2次被害に発展することは避けられた。

現場の駐車場には塀や柵などが設置されておらず、崖側は数本のロープが張られているだけだった。調べに対して女性は「アクセルとブレーキを踏み間違えた」などと話しているという。クルマの撤去作業には手間取り、JR紀勢本線は上下6本が部分運休。4本に最大で約2時間30分の遅れが生じ、1300人の足に影響が出た。

《石田真一》

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