【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】間口を広げて若返り

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】間口を広げて若返り
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】間口を広げて若返り 全 4 枚 拡大写真

ダイムラークライスラー日本は22日、主力コンパクトサルーン、メルセデスベンツ『Cクラス』の新型を発表、同日販売を開始した。

新型Cクラスは旧モデルと同様、比較的高収入のユーザー層向けの小型セダンで、日本においても最量販モデルという位置づけだが、一方で「ユーザーの間口は旧モデルより広げた」(商品企画統括・根來裕二氏)というのも特徴だ。

旧モデルのユーザーの平均年齢はおおむね55歳前後と、かなり高い数字だった。新型Cクラスの販売においては「40代のユーザーも積極的に開拓して、ユーザーの平均年齢の若返りを図りたい」(根來氏)という。快適さに加えて、アジリティ(俊敏さ)を前面に押し出したクルマの仕立てやTVCFなどからも、若返り狙いの意図はうかがえる。

CクラスはベンツのなかではRWD(後輪駆動)サルーンのエントリーモデルだが、絶対的には高価なモデル(450万円から)であるため、極端な若返りはないだろうが、若年層にとって旧モデルに比べたら、手を出しやすくなったか。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る