持ち出したキーを使って事故偽装、恐喝未遂で逮捕

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滋賀県警は19日、無断で持ち出したキーを使ってクルマを動かし、自車へ故意に衝突させる事故を起こし、衝突側のクルマを所有する男性から修理代を脅し取ろうとした24歳の暴力団組員を恐喝未遂の容疑で再逮捕した。クルマのキーを持ち出した15歳の少女も同容疑で逮捕されている。

滋賀県警・守山署によると、再逮捕された男は以前経営していた移動型風俗店(デリバリーヘルス)で働いていた15歳の少女に対し、「客のクルマのキーを持ってこい」と指示。少女が無断で持ち出してきたキーを使い、35歳の男性が所有するクルマを動かし、今年2月26日に大津市内で自己所有のクルマへ故意に衝突させる事故を起こした疑いがもたれている。

男は男性に対して「自分で衝突事故を起こしておいて、その記憶がありませんとはどういうことだ」などと恫喝。男性の顔面を殴打した上で修理費として140万円の支払いを要求していた。

今年5月に男は児童買春禁止法違反(あっせん)など容疑で逮捕されたが、その捜査の過程で今回の事件が明らかになった。警察では余罪がある可能性が高いとみて、2人を厳しく追及している。

《石田真一》

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