福岡RV幼児3人死亡事故の被告、300万円で保釈

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検察庁・福岡地検は20日、昨年8月に福岡県福岡市東区内でRVへの追突事故を起こし、幼児3人を死亡させたとして危険運転致死などの罪に問われている22歳の男の保釈を決定した。保釈保証金は300万円だという。

問題の事故は2006年8月25日深夜に発生した。福岡市東区奈多付近の市道に架かる「海の中道大橋」で、走行中のRVに対し、後方から猛スピードで走ってきた乗用車が追突。RVは歩道を乗り越えて橋の欄干を破壊、そのまま海に転落した。

この事故でRVに乗っていた5人のうち、幼児3人が溺死。この幼児の父母が打撲などの軽傷を負ったが、衝突側のクルマは逃走。運転していた22歳の男が業務上過失致死などの逮捕されているが、捜査段階で事故当時の泥酔状態が判明したことにより、起訴時には罪状が危険運転致死に変更された。

被告弁護側は以前から保釈の請求を行っていたが、福岡地検は20日付けでこれを認めた。19日の第2回公判において、事故当時に同乗していた男性と、事故直後の被告に水を飲ませて証拠隠滅を図ろうとした男性が証人として出廷したが、証言がなされたとが保釈決定に結びついたとみられている。保釈保証金は300万円で、被告側はこれを即日で納付している。

《石田真一》

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