ローリング族のクルマ、見物客の列に突っ込む

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24日未明、茨城県日立市内の山間部を通る県道で、いわゆる「ローリング族(ドリフト族)」の少年が運転する乗用車が路外に逸脱。見物客の列に突っ込み、5人が重軽傷を負う事故が起きた。警察ではクルマを運転していた19歳の少年を現行犯逮捕している。

茨城県警・日立署によると、事故が起きたのは24日の午前2時ごろ。日立市諏訪町付近の県道を走行していた19歳少年の運転する乗用車がカーブを曲がりきれずに路外に逸脱。道路脇に立っていた男性5人に突っ込んだ。このうち2人がクルマに弾き飛ばされ、骨折などの重傷。3人が打撲などの軽傷を負い、いずれも同市内の病院に収容されている。

事故を起こした少年は、ローリング族(ドリフト族)で、事故当時もカーブで後輪タイヤを故意に滑らせていく無謀運転を行っていた。事故はハンドル操作を誤ったことが原因で発生したとみられ、警察ではこの少年を自動車運転過失致傷の現行犯で逮捕している。

現場は山間部を通るカーブの多い区間。数年前から違法競争型暴走族のクルマが週末を中心に関東圏から集結。当時も数台が暴走を行っていた。これを見物に訪れる人も多く、今回の被害者もその一部だった。

《石田真一》

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