タクシー衝突の直前に起きた死亡ひき逃げも同一車両と断定

自動車 社会 社会

兵庫県警は25日、兵庫県尼崎市内の県道で23日夜に発生した死亡ひき逃げ事件について、同じ県道でこの直後に発生したタクシー衝突事故と同じクルマが関係したものと断定した。運転していた男は同日午前、自動車運転過失致死などの容疑で送検された。

兵庫県警・尼崎北署によると、問題の事故は23日の午後9時30分ごろ発生している。尼崎市南塚口町付近の県道で、歩道を歩いていた29歳の男性が車道側から蛇行してきたワゴン車にはねられた。男性は転倒した際に頭を強打して間もなく死亡したが、クルマはそのまま逃走した。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始したが、この事故が起きた直後に約800m離れた尼崎市三反田町3丁目付近でタクシーとワゴン車の衝突事故が発生しており、警察では関連を調べていた。

その結果、タクシーとの衝突現場から発見されなかったドアミラーが死亡ひき逃げ事故の現場で発見されたこと。現場から採取された塗膜片が、衝突事故を起こしたクルマと特徴が一致したことから、同一車が関係したと断定。衝突事故を起こして逮捕された50歳の男については、この事件でも調べを進めることになった。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る