三菱ふそう、国内の不動産180物件をファンドに売却

自動車 ビジネス 企業動向

三菱ふそうトラック・バスは、国内のディーラー営業所など、約180カ所の不動産をセキュアード・キャピタル・ジャパンが運営する不動産ファンドに売却したと発表した。売却後もリースするため、販売拠点の営業は影響無く、通常通り行うとしている。

三菱ふそうは現在、自動車メーカーにとって中核を成す設計、生産、販売、品質分野の強化に経営資源を集中させる一方、26販売会社の統合、開発子会社の統合、部品生産子会社の売却などを通じ、資産圧縮による財務体質の改善を推進している。今回のような所有する資産の見直しもこの一環。

具体的には、三菱ふそうが所有する不動産の中で、セール&リースバック方式(売却した上で借り上げ)に適した物件を選定し、一括して不動産ファンドに売却する契約を結んだ。

三菱ふそうでは今後、顧客のニーズに合わせて将来的には販売ネットワークを再構築する方針で、今まで以上に柔軟に対応できるとしている。拠点活動として継続する場合は、リース期間を延長する。

三菱ふそうは今回のリースバック契約により、将来に向けた投資や債務返済に備えるとともに、純資産利益率が大きく改善する見通し。

《レスポンス編集部》

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