自動車整備事業の06年度の総売上高は6兆円超

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国土交通省は3日、06年度における自動車分解整備事業の実態調査結果をまとめた。これによると総整備売上高は4年連続で増加した6兆0945億円となり、5年ぶりに6兆円台に達した。これを業態別の売上高を見ると、ディーラーがおよそ半分を占めている。

同調査は、道路運送車両法に規定する自動車分解整備事業者のうち、06年6月末時点の全事業場から業態別・規模別に抽出した1割の事業場を対象に調査し、全体の数値を算出している。

事業場数は前年度比0.3%増の8万9239事業場で、業態別の割合は専業が60.8%、ディーラーが18.3%、兼業が16.5%などなっている。06年度の総整備売上高は前年度比2.3%増の6兆945億円。作業内容別では「車検整備」が同3.2%増、「事故整備」が同1.8%増となっているが、「定期点検整備」は同2.0%減だった。また、総整備売上高を業態別で見ると、ディーラーがこのうちの2兆9289億円に達しており、これに対して専業は2兆1558億円、兼業は7539億円となっている。

このほか、整備関係従業員数は53万9398人の同0.3%減。このうち整備要員数は39万515人で同0.5%増だったが、整備士数は33万1946人で同0.2%減った。整備要員数に対する整備士数の割合も85.0%で、前年より0.6%減少している。

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