スライド式のドアが開き、女児が転落死亡

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1日午後、大阪府大阪市浪速区内の府道を走行していたワゴン車の後部スライド式ドアが開き、後部座席に同乗していた3歳の女児が車外に転落した。女児はワゴン車の後輪にはねられて間もなく死亡した。チャイルドシートは搭載されていたが、使われていなかった。

大阪府警・浪速署によると、事故が起きたのは1日の午後1時40分ごろ。大阪市浪速区元町1丁目付近の府道を右折しようとしていた45歳の男性が運転するワゴン車の右後部ドア(スライド式)が突然開き、後部座席に同乗していた3歳の女児が車外に転落した。クルマは走行を続けていたため、路上に転落した女児は直後に後輪ではねられた。

女児は近くの病院に収容されたが、頭部強打などが原因で間もなく死亡。警察ではクルマを運転していた男性から自動車運転過失致死の容疑で事情を聞いている。

事故当時、後部座席には女児の母親である35歳の女性と、4歳の女児、生後6カ月の男児が乗車していた。母親は男児を抱いた状態で着席。転落した女児はチャイルドシートには座らず、立ったままドアの近くで遊んでいたという。この女児は以前からドアハンドルをつかんで遊ぶくせがあったとみられるが、ドアロックはされておらず、内部からのドア開放を防止するチャイルドロックも使われていなかった。

《石田真一》

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