1日夕方、新潟県魚沼市内の県道で、道路に隣接する民家敷地内の駐車場に入ろうとしていた乗用車が急発進して路外に逸脱。そのまま約5m下にある畑へ転落。農作業を行っていた83歳の女性がクルマの下敷きとなって死亡した。
新潟県警・小出署によると、事故が起きたのは1日の午後6時10分ごろ。魚沼市穴沢付近の県道に隣接する民家敷地内の駐車場に入ろうとしていた63歳女性が運転する乗用車が暴走。道路を斜めに突っ切り、反対側の路外に逸脱した。
クルマはそのまま約5m下の畑に転落。この畑で農作業を行っていた83歳の女性がクルマの下敷きとなった。女性は間もなく救出されて病院に収容されたが、多発性の外傷性ショックで間もなく死亡。クルマを運転していた女性も打撲などの軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた女性から自動車運転過失致死などの容疑で事情を聞いている。
調べに対して女性は「車庫入れをしているときにクルマが急発進した」などと話しており、警察では女性がアクセルとブレーキを踏み間違えたことが事故の主因と推測している。