【マツダ デミオ 新型発表】3代目は大幅なコンセプトチェンジ

自動車 ニューモデル 新型車
【マツダ デミオ 新型発表】3代目は大幅なコンセプトチェンジ
【マツダ デミオ 新型発表】3代目は大幅なコンセプトチェンジ 全 5 枚 拡大写真

5日に販売が開始された、3代目となる新型マツダ『デミオ』は、「パーソナルスマートコミューター」を開発目標に掲げ、大幅なコンセプトチェンジを行なっている。

初代と2代目のデミオは居住性に優れるボクシーな2BOXスタイルを採用し、リヤシートにもさまざまなアレンジを用意したスペースユーティリティワゴンだったが、新型デミオは全長と全高を縮小し、今までのデミオをとはまったく違うパッケージングとしている。

新型デミオの開発主査を務めた水野成夫さんは「現在はデミオよりも室内の広いハイトワゴンやコンパクトカーベースのミニバンも増え、ファミリーユースの方々の選択肢は増えていると思います。そこで新型デミオはコンパクトカーを購入されるユーザーが強く要求されるであろう、愛着のわくデザインや運転のしやすさ、経済性などを追求するために、あえて今までとは違うパッケージングを採用しました」

「また、新型デミオはボディを小型化し、徹底した軽量化やミラーサイクルエンジンの設定を行なうことで、コンパクトカーの魅力である扱いやすさと燃費性能を大幅に高めています。歴代のデミオから考えれば大幅なコンセプトチェンジということになりますが、このパッケージングは、コンパクトカー本来の姿に原点回帰したものだと私は思っています」とコメント。

新型デミオのパッケージングは、歴代モデルのような巧みなシートアレンジや優れた居住性を持ってはいないが、いっぽうで強く印象に残るエクステリアと運転がしやすいサイズを手に入れている。メインターゲットとなる女性にとって、新型デミオのようなコンパクトさにスポットを当てたパッケージングは、歓迎されるに違いない。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る