自動車NOx・PM法適用を逃れるため、レンタカーとして車庫飛ばし

自動車 社会 社会

警視庁は2日、自動車NOx・PM法適用による規制を逃れることを目的に、規制を受けない茨城県内の土地で車庫登録を行っていたとして、66歳と65歳の男を電磁的公正証書原本不実記録などの容疑で逮捕した。発覚を逃れるため、レンタカーとして登録していたという。

警視庁・交通捜査課によると、逮捕されたのは東京都江戸川区内で自動車整備会社を経営する66歳の男と、文京区内で運送会社を経営する65歳の男。この2人は共謀し、自動車NOx・PM法によって東京都内などでの登録が禁止された旧型トラック1台を、規制対象外となる茨城県内で登録していた疑いがもたれている。

車庫として登録された土地は66歳の男が所有するもので、ただ単に車庫飛ばしを行うだけではなく、「わ」ナンバーを持つレンタカーとして登録していた。警察ではレンタカーとすることで、都内で使用した際の発覚を逃れていたものとみている。

規制を逃れるために対象地域外で使用実態があるように見せかけた例はこれまでにもあったが、レンタカーとして登録する例は珍しく、警察ではさらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  4. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  5. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る