【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】3種類のパワートレイン

自動車 ニューモデル 新型車
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】3種類のパワートレイン
【メルセデスベンツ Cクラス 新型発表】3種類のパワートレイン 全 5 枚 拡大写真
日本に導入される新型メルセデスベンツ『Cクラス』には、1.8リットルスーパーチャージャーと2.5リットルのV6、3リットルのV6という3種類のパワーユニットが用意されている。

そしてトランスミッションは、1.8リットルスーパーチャージャーは5速ATとなるが、V6にはメルセデス自慢の「7Gトロニック」と呼ばれる7速ATが組み合わされている。

いずれのパワートレインも先代から採用されていたものだが、V6に関してはモデル末期の2005年から導入された新しいエンジンだ。

メルセデス・カーグループ商品企画部 鈴木栄作さんは「新型Cクラスのパワートレインは先代でも使用された信頼性の高いユニットを搭載しています。ですが、C200に搭載される1.8リットルのスーパーチャージャーは、先代よりも大幅にスペックを向上していますので、先代よりもパワフルな走りを体感していただけると思います」とコメント。

1.8リットルスーパーチャージャーが搭載された「C200エレガンス」に乗ってみると、確かに先代のC200よりもパワフルだった。先代はこのエンジンの最高出力を変えることで、「C180」、「C200」、「C230」という3種類のモデルを設定していたが、新型のC200は先代の最上級モデルだったC230に匹敵する力強さがある。

さらに先代のときは気になったスーパーチャージャーから発生するノイズもうまく抑えられている。トランスミッションは5速ATだがトルクバンドが広く設定されているので、不足ない走りを披露してくれた。

3リットルのV6は直4のスーパーチャージャーよりも力強さが増すことはもちろん、洗練された回転フィールが魅力。滑らかに吹け上がり、7速ATが上手くパワーバンドを捉えてくれるので心地よい加速を味わわせてくれる。

2.5リットルV6は発売が9月からということで今回取材できなかったが、このエンジンもバランスはよさそうだ。パワートレインは先代から継承されたものだが、そのフィーリングは新型Cクラスに搭載してもじゅうぶんに魅力的なフィーリングを持っている。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る